目の下のくまを治療するにはヒアルロン酸注入とは

目の下のくまを治療したい人は美容皮膚科に行くと、医師からさまざまな施術が提案されます。たとえば、そのひとつとしてヒアルロン酸注入があります。この施術は短時間で治療することができるだけでなく、安全性が極めて高いです。
女性を中心として非常に高い人気がある施術のひとつです。

目の下のくまというのは、そもそも目の下の脂肪組織が垂れ下がることで発生します。この脂肪の下垂は加齢によって脂肪を支える筋肉の力が弱まったことで起こっています。したがって、根本的に治療するとなると、脂肪組織が垂れ下がらないようにすればいいわけです。そこで登場するのがヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸は肌の美容成分の1つであり、肌に弾力やハリや若々しさを生じさせる働きを持っています。目の下のあたりにこのヒアルロン酸を注入すると、目の下にハリが出てきて垂れがなくなって、くまが目立たなくなります。しかも、ヒアルロン酸注入は即効性が高くて、個人差もありますが、注射をするだけでくまがたちまち薄くなることがとても多いです。施術後の日常生活の中で痛みが発生したり、腫れ上がったり、内出血になることはほとんどまれです。つまり、ダウンタイムがほとんどありません。
美容皮膚科によっては、施術後のアフターケアとして何度か通院することを義務づけているところもあります。そうした場合、患者は施術後も安心感があるでしょう。ちなみに、施術時間は注射するだけなので、5分から10分程度しかかかりません。

ただし、ヒアルロン酸注入を受けるときに注意するべき点もあります。それは効果が半永久的ではないということです。ヒアルロン酸は注入されると時間が経つにつれて体内に吸収されてしまうのです。そのため、施術から半年から1年くらい経ったころに再びヒアルロン酸注入を受ける必要があります。