Qスイッチレーザーはあざを治療できる

美容皮膚科でQスイッチレーザーを受けると、あざの治療をすることができます。
これまでさまざまなレーザー治療が開発されましたが、これは最も後発的なものであり、メラニン色素だけを破壊してくれる働きを持っているのです。あざというのは、そもそもメラニンの異常組織によって発生するものです。そのため、その根本的な治療となると、メラニン組織だけを取り除くことになるでしょう。実際にそれを行ったのがQスイッチレーザーです。このレーザーはメラニンの異常組織のみを破壊してくれる特殊なレーザーです。このレーザーをあざの部位に照射するとメラニンが消えていき、あざも薄くなっていくのです。しかも、美容成分の1つであるコラーゲンに対しては攻撃をしかけることもないので、皮膚にダメージを与えることはほとんどありません。

レーザー治療と聞くとどうしても全身脱毛のレーザー治療を連想される人もいるかもしれませんが、特徴は似ているところがあります。専用のレーザーを治療したい部位に照射するということは共通点ですが、レーザー治療の場合は痛みを感じやすいです。ただし、個人差がありますので、一概には言えません。もし痛みが心配な人は全身麻酔を受けることも視野に入れておくといいかもしれません。
メスを使った治療とは異なって傷跡は残らないというメリットもあります。

施術は1回だけでは終わりません。5回前後受けることで症状が改善されます。施術後のダウンタイムとしては人によっては皮膚が赤くなることがあるというくらいです。10分くらい経てば通常の肌の色に戻ります。施術が終わったら基本的には通常と変わらない生活を送ることが可能です。

注意点としては、日焼けの人であったり、妊娠している可能性がある人は受けられない場合があることが挙げられるでしょう。